カフェ文化発祥の地?! ウィーンのカフェの雰囲気は?
ウィーンのカフェ文化の歴史は、1683年のオスマン・トルコによる第二次ウィーン攻囲にさかのぼります。
包囲攻撃に失敗したトルコ軍の撤退後、トルコ軍が残したコーヒー豆をウィーンの人々は手に入れます。
その後、1685年にウィーンにはじめてのカフェが開業し、ウィーンのカフェ文化が始まったと言われています。
それから330年の時が流れ、今やカフェは世界中でコーヒーを楽しむ公共の場となっています。ウィーンの人々はコーヒーを愛飲する習慣を文化にまで発展させ、生活の中心としたのです。
ウィーンの街を歩いていると、あちらこちらにカフェを見かけます。確かにオシャレなカフェが多い印象。
カフェ文化発祥の地と言われるウィーンで、カフェに行かずに帰る訳にはいかない…
有名なカフェを調べて行っても良かったのですが、そういうお店は混んでいそうでゆっくりできなそうだし、調べるのも面倒臭いし…
ということで、街を歩いていてオシャレで、入りやすそうなカフェに入ってみることにしました。
Währinger Straße沿いに、Aidaというカフェを見つけ、入店。
ショーケースにたくさんのケーキが並んでいました。
ケーキとカプチーノの注文。金額は、7ユーロちょいでした。
お金を払い席で待っていると、店員さんが持ってきてくれました。
味もなかなかのおいしさ。
まわりを見渡すと、ひとりでカフェの時間を楽しむ人、数人でおしゃべりを楽しむ人、それぞれの過ごし方で、カフェの空間を楽しんでいました。
日本のカフェと大きな違いはありませんでしたが、日本よりも落ち着いた雰囲気を感じました。
もちろんお店によりますが、日本のカフェはあまり長居しすぎると気を使ってしまったり、店内がざわざわしていたり…
日本人はせかせかしているといわれますもんね。
ゆったりとした時間の余裕というものを感じることができました。